ボンバルディアは、ネパール最大のヘリコプター運航会社シュリー航空(SHA)が、リージョナルジェット機CRJを就航させたことを明らかにした。
シュリーはCRJ200を2機とCRJ700を1機導入。8月11日から最初のCRJ200(登録番号9N-AMC)の運航を始めた。
同機は、日本航空(JAL/JL、9201)グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が運航していたCRJ200の4号機(JA204J)だった機体。今年4月に引き渡された。
メーカー標準座席数は、CRJ200が1クラス50席、CRJ700が同74席。CRJシリーズのうち、CRJ200はすでに生産を完了しており、現行機種はCRJ700のほか、CRJ900(1クラス88席)とCRJ1000(同100席)となっている。
日本の航空会社でCRJを運航しているのは、ジェイエアと、仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)の2社。ジェイエアの機材はCRJ200で、今年度内に退役を予定している。アイベックスはCRJ200とCRJ700を運航しているが、CRJ200は今年度内に退役させてCRJ700に統一する。
関連リンク
Shree Airlines
Bombardier
ジェイエア
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IBEX
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