全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは、9月から機内や空港ラウンジで兵庫と岩手、沖縄各県の特産品を提供する。今回で17回目となった日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」の一環で、11月まで。
国際線ビジネスクラスでは、9月から11月まで「郷土料理 岩手」と「アグー豚もろみ丼」、11月に「但馬すこやかどりの軽い燻製ソテー 神戸赤ワインソース」を提供する。
「郷土料理 岩手」は、平らにちぎったすいとんを使った「ひっつみ汁」に岩手産のサケや南部麩(いたふ)を盛り込み、鍋仕立てにした。
「アグー豚もろみ丼」に使うアグーは、沖縄固有の貴重な豚。霜降り肉のため脂に甘みと旨みがあり、肉質が優れているという。
「但馬すこやかどりの軽い燻製ソテー 神戸赤ワインソース」は、兵庫県の銘柄鶏「但馬すこやかどり」に軽いスモーク風味を付けてソテーし、神戸の赤ワインを使用したソースを合わせた。
羽田国際線ラウンジ内「DINING h」では、9月に「明石鯛五穀饅頭 淡路産玉葱ときのこスープ煮」、10月に「ANAオリジナルパフェ 岩手」を提供。成田と羽田の国際線ANA SUITE LOUNGEでは、「沖縄県産シークヮーサージュレとハーブジュレ」を9月から11月まで用意する。
また、日本酒と泡盛を羽田と成田、関西の各空港ラウンジに用意。羽田と関西の国際線ラウンジでは、兵庫県の日本酒12銘柄を、羽田の国内線と成田の国際線では岩手県の日本酒12銘柄と、沖縄県の泡盛12銘柄を提供する。
「テイスト オブ ジャパン バイ ANA」は、2013年9月にスタート。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに3カ月間、3つの都道府県をピックアップして特集してきた。約4年ですべての都道府県を網羅し、今回の第17弾で最後となる。12月からは、新プロジェクトをスタートさせるという。
関連リンク
Tastes of JAPAN by ANA
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