12月7日午後5時18分ごろ、東北地方の三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震があり、青森県や宮城県などで震度5弱を観測した。この影響で、関東と東北の各空港で滑走路の点検が行われ、空の便に影響が出た。気象庁では午後7時20分に津波警報と注意報をすべて解除した。
国土交通省仙台空港事務所によると、午後7時40分の時点で滑走路を点検中で、異常がなければ運用を再開したいという。
全日本空輸(ANA、9202)は仙台発着の10便が欠航し、搭乗手続きを開始していた伊丹行きNH738便と中部行きNH370便の2便が運航再開を待つ状態。日本航空(JAL、9201)も5便の欠航が決定し、着陸が午後9時までの伊丹行きの1便を関西空港へ目的地変更で運航できるか調整を行っている。
【お知らせ】
仙台空港の運用が再開されました。JALでは地震の影響で機材手配が行えないため、8日の仙台空港の発着便で欠航などの影響が出る可能性があるとしています。ANAも運航に影響が出る場合があるとしています。(2012年12月7日 20:40 JST)