フィンエアー(FIN/AY)は7月28日、11号機として受領予定のエアバスA350-900型機に、北欧のデザインブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すと発表した。同社3機目のマリメッコ塗装で、9月下旬をめどに受領する。
A350にデザインするのは、石をモチーフにしシンプルなブルーをあしらった「Kivet(キヴェット)」。マリメッコ塗装は、フィンランド語でケシの花を意味する「Unikko(ウニッコ)」をデザインしたA340とA330に次いで3機目となる。
マリメッコ塗装のA350は28日現在、最終工程段階を迎えている。8月20日ごろから1カ月間、最終テストや試験飛行に臨み、9月下旬をめどに受領する見込み。
マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年に開始。2013年からは全路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。
フィンエアーはA350-900を19機発注済みで、2015年10月に初号機(登録番号OH-LWA)を受領し、現在までに10機を受領済み。2023年末までに全機がそろう。座席数は297席で、ビジネス46席とエコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の3クラス構成となっている。
同社はことし6月から、A350を日本路線に本格投入。4日にヘルシンキを出発した成田行きAY71便が定期導入初便となった。
フィンエアーのマリメッコ
・フィンエアー、マリメッコの新アメニティキット(15年3月16日)
・フィンエアー、マリメッコ特別塗装A330「ウニッコ」(14年10月23日)
・フィンエアーのマリメッコ特別塗装機 成田到着(13年5月21日)
・フィンエアー、マリメッコとコラボ A340の特別塗装機も(12年10月31日)
A350、6月から日本路線に本格導入
・フィンエアー、A350日本本格導入 成田増便分に(17年6月5日)