エアバス, 機体 — 2012年12月5日 18:00 JST

飛行テスト用A350 XWB初号機、主要部分の組立完了

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 エアバスは現地時間12月4日、飛行テスト用A350 XWB初号機(MSN1)が主要構造部の組立を完了したと発表した。初飛行は2013年半ばの予定。

地上テストを行うステーション30へ移送される飛行テスト用A350 XWB初号機=12年12月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus

 同機はメイン組立ホール(ステーション40)から、地上テストを行うホール(ステーション30)へ移送され、12年末まで油圧システムのテストや電源および油圧システムの作動テストを行う。

 A350 XWBファミリーは3機種で構成。長距離路線を飛行でき、航続距離は最大1万5580キロ(8500海里)。座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席となる。

地上テストを行うステーション30へ移送される飛行テスト用A350 XWB初号機=12年12月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus

地上テストを行うステーション30へ移送される飛行テスト用A350 XWB初号機=12年12月 PHOTO: H. Gousse, em company/Airbus

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