LOTポーランド航空(LOT/LO)は、8機目となるボーイング787-8型機(登録番号SP-LRH)を受領したと現地時間7月15日に発表した。8機体制となったことで新規路線や既存路線の増便などが可能となった。
LOTの787-8は252席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)を設定。これまでに8機を発注している。初号機(SP-LRA)は2012年11月に受領し、欧州で初めて787を導入した。
LOTはこれまで、8機体制に向け新路線の開設を計画。これまでワルシャワ-ロサンゼルス線やクラクフ-シカゴ線などを開設したほか、週3往復だったワルシャワ-成田線とソウル(仁川)線を増便。7月からは成田線を週4往復、ソウル線を週5往復に増便した。
このほか、2018年4月からは長胴型の787-9(294席:ビジネス24席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー249席)のリース導入を開始。3機の導入を計画し、ニューヨークやシカゴなどの高需要路線に投入する。
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LOTポーランド航空
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