全日本空輸(ANA、9202)は創立60周年を迎えた12月1日、各地で記念イベントを行った。羽田空港では利用者にANAのシンボルであるヒマワリの種が配られ、メッセージが書かれた横断幕を手にした社員が出発便と到着便の乗客に感謝の気持ちを表した。
午後からは羽田空港国際線ターミナルで、客室乗務員などの歴代制服のファッションショーや60周年記念の特別塗装機のデザイン発表などのイベントが行われた。
会場にはANAが機内BGMなどで使用している「Another Sky(アナザースカイ)」を50周年の際に作曲したヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんも訪れ、60周年バージョンを演奏。集まった聴衆を魅了した。
アジアNo.1キャリアを目指すANAの伊東信一郎社長に、本紙が登山に例えると何合目かを尋ねると、「品質も顧客満足も頂上はない。常にチャレンジしていきたい」と応じた。
新たに8枠が割り当てられた羽田の国内線発着枠については、「これまで地方路線の就航をしっかりやってきた。貴重な発着枠なので今後も利用者の利便性が向上するよう努力したい」(伊東社長)と抱負を述べた。
*60周年特別塗装機の記事はこちらを、歴代制服ファッションショーの記事はこちらをご覧ください。
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