全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは現地時間6月20日、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社が実施する「ワールド・エアライン・アワード」のうち、2部門で世界一を受賞した。
空港サービス全般を評価する「ワールド・ベスト・エアポート・サービス」と、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質を地域ごとに評価する「ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジア」が受賞した。
ワールド・ベスト・エアポート・サービスの受賞は、5年連続6度目。成田空港出発カウンターを刷新し、新しい自動チェックイン機を導入したことや、成田のラウンジに握り寿司など直接シェフがサービスする「シェフサービス」を始めたことなどが評価されたという。
ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジアの受賞は3年連続4度目。地上係員と客室乗務員が連携してサービス向上に努めている点や、空港・機内でのサービスレベルがアジアで最も優れている点が評価されたという。
ANAはSKYTRAXが実施する、1つ星から5段階の星の数で航空会社を格付けする「エアライン・スター・ランキング」で、5つ星を5年連続で獲得している。
ANAとSKYTRAX
・ANA、5年連続で5つ星 英SKYTRAX(17年4月8日)
・ANA、空港サービス2部門で世界一評価 英SKYTRAX(16年7月14日)
・ANA、空港サービスで世界一評価 英SKYTRAX(15年6月18日)
・ANA、3年連続SKYTRAXの5つ星 篠辺社長「サービス向上余地ある」(15年3月20日)
ANAの取り組み
・ANA、成田の新カウンター披露 スタアラ集結から10年(16年7月1日)
・ANA、iPadで訪日客と“会話” タップしてやり取り(16年5月25日)
・ANA、羽田国内線カウンター刷新 目的別で色分け、動線明確に(16年4月22日)
・ANA、タブレット端末で手話同時通訳 羽田カウンターで(16年4月21日)
・ANA、樹脂製車いす羽田に導入 保安検査そのまま通過(16年4月21日)