ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は6月21日、人気キャラクター「スパイダーマン」をデザインしたデカール機「スパイダージェット」(エアバスA320型機、登録番号JA20JJ)の運航を開始した。初便となった成田発関西行きGK203便には、スパイダーマンに扮したファン40人を招待した。
世界初、スパイダーマンの特別機
スパイダーマンシリーズの映画最新作『スパイダーマン:ホームカミング』の公開を記念したもので、国内・国際の全路線で運航する。投入路線は前日か当日に決定する。運航終了は未定で、9月以降も運航を継続する。スパイダーマンの特別塗装機は世界初の運航となる。
ジェットスター・ジャパンのデカール機としては2機目。初のデカール機は、映画『アングリーバード』のキャラクターをデザインした機体「ハッピージェット」(A320、JA01JJ)で、2016年7月1日から同年11月7日まで運航した。
就航イベントに「バイきんぐ」
出発前の162番搭乗口付近には、マスクや全身タイツなど、スパイダーマンのコスチュームを着用したファン40人が集結。機体をバックにした記念撮影や自撮りする姿が見られ、ファン同士での交流を楽しんだ。
スパイダージェットの就航を記念したイベントでは、公式のスパイダーマンのほか、同作に出演するアイアンマンなどアベンジャーズの面々も参加。お笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹さんらが司会を務めた。相方の小峠英二さんは、アイアンマンのコスチュームを着用し、サプライズ出演した。
初便となったGK203便は、スパイダーマン40人を含む157人(ほか幼児0人)が搭乗。利用客には、ジェットスター・ジャパンの片岡優会長らがTシャツやノートなどの記念品をプレゼントした。同便は成田空港162番駐機場を定刻の午前9時45分に出発し、午前10時11分に離陸した。
駐機場ではアベンジャーズの面々のほか、バイきんぐの2人も出発を見送った。小峠さんはアイアンマンのコスチュームを着用し、動きに制限があるため、スタッフが台車に乗せて移動した。
『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日、全国ロードショー。
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