フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は6月14日、青森県とネーミングライツ契約を締結した。エンブラエル175(E175)型機の10号機(登録番号JA10FJ)を、「青天の霹靂(へきれき)」号と命名した。
青天の霹靂は、2015年秋から青森県内で収穫が始まった特Aランク米。「ひとめぼれ」などを祖として、青森県が10年掛けて開発した。「青」は青森の青、「天」は北の空、「霹靂」は稲妻を意味している。県によると、粒がやや大きめのしっかりした米で、炊き上がりからしばらく保温しても、つぶれることのない適度な固さがあるという。
10号機の後部と前部左ドアに、青天の霹靂のデカールが貼られた。ヘッドレストカバーもロゴをあしらい、機内外で青天の霹靂をアピールする。青森空港で行われた命名式では、青森県の三村申吾知事からFDAの三輪德泰社長に命名書が手渡された。
FDAの青森路線は、2011年7月2日に就航した県営名古屋(小牧)-青森線で、1日3往復運航している。10号機の運航路線は固定しない。
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