エアライン — 2012年11月27日 06:00 JST

エミレーツ航空、HPのWindows 8搭載タブレットを機内業務に採用 1000台導入へ

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 エミレーツ航空(UAE)は現地時間11月19日、Windows 8に対応した業務用アプリケーション「KIS(知識主導型機内サービス)」の開発と、米ヒューレット・パッカード(HP)製最新業務用タブレット「HP ElitePad 900」に同アプリを搭載して客室乗務員の機内サービス提供ツールとして導入することを発表した。UAEは同アプリを搭載した1000台のElitePad 900を全保有機に導入する予定。

ElitePad 900を操作するエミレーツ航空のパーサー(同社提供)

 同アプリはUAEが2004年からパーサー向けに導入している機内コミュニケーションと顧客情報の管理デバイス。今回の導入で、パーサーは同アプリを使ってフライト前の客室乗務員に対するブリーフィングを行ったり、乗客の好みや要望に沿った対応ができるようになる。また、エミレーツ・スカイワーズのメンバーに対してビジネスクラスやファーストクラスへのアップグレードを客室乗務員が簡単に行えるほか、乗客からのフィードバックを機内で入力し、着陸後すぐにUAEの本社へ送信できるようになる。

 ElitePad 900は10月に発表され、2013年1月(日本市場は2月)から販売が開始されるWindows 8搭載タブレット。UAEは最初のグローバル顧客で、長距離便での利用に適した軽量で電池が長持ちするKISタブレットとして開発を行う。

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エミレーツ航空
HP ElitePad 900(日本HP)

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