エアライン, ボーイング, 機体, 解説・コラム — 2017年5月17日 17:35 JST

ANAの787初号機、初の2回目重整備終え復帰 初便は羽田発マニラ行き

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 世界で最初に就航したボーイング787型機となる、全日本空輸(ANA/NH)の787-8初号機(登録番号JA801A)が5月17日、2回目となるCチェック(重整備)を終えて運航に復帰した。

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マニラ行きNH869便として羽田を出発するANAの787初号機JA801A=17年5月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 初号機は2011年8月6日製造。製造番号は34488、ライン番号は0008で、エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2(推力2万8940kg)を2基搭載し、同年9月25日に受領した。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は264席だったが、2013年10月の改修で222席に変わり、2015年11月の改修で現在の240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、世界初の787による運航便である、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便。2014年6月には、世界初となる787のCチェックを、羽田の格納庫で実施した。

 また、就航当初は、白いボディーに濃紺のアクセントが入る特別塗装だったが、今年2月に通常塗装に変更。787の再塗装も、初号機がANA初となった。

—記事の概要—
機体の完成度向上
羽田発マニラ行きで復帰
写真:2回目のCチェック中
写真:ドックアウト間近のJA801A
写真:2回目のCチェック後初便のNH869便

機体の完成度向上

 Cチェックは、1年半


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