LOTポーランド航空(LOT/LO)は、ボーイング737-800型機の導入を開始した。6月までに4機をリース導入し、欧州内路線のほか、カザフスタンへの新規路線にも投入する。
LOTの737-800は、ビジネスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスを設定。リース会社エアキャップからのリースで導入する。現地時間5月11日に同社向け初号機(登録番号SP-LWA)を受領し、14日には2号機(SP-LWB)もワルシャワに到着した。
LOTは737-800を、ロンドンやパリ、フランクフルト、マドリードなどの既存路線に投入するほか、5月29日から中央アジア・カザフスタンの首都、アスタナへの乗り入れを開始する。
アスタナは737-800導入による新規路線で、5時間を飛行する。
また、737 MAX 8も6機導入する。ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からリース導入し、オプション5機を設定した。11月に初号機、年内に計2機を受領する見込みで、2020年までの完納を予定している。
現在の単通路機は737-400(148-162席)で、6機保有している。このほか、エンブラエル170型機(E170、70席)を10機、E175(82席)を12機導入している。
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LOTポーランド航空
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