ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)が5月10日に発表した2016年度通期の利用実績によると、国際線は旅客数が前年度比11.6%増の911万9400人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は9.9%増の601億4806万7000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は12.2%増の456億290万旅客キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.5ポイント上昇し75.8%だった。
日本航空(JAL/JL、9201)の2016年度の国際線通期実績は、旅客数が839万4777人(前年度比0.8%減)、ASKは506億2165万6000座席キロ(0.1%増)、RPKは406億3305万人キロ(0.8%増)で、それぞれANAがJALを上回った。通期の旅客数は、2年連続でJALを上回った。
羽田空港国際線発着枠の傾斜配分を受け、2014年3月末の夏ダイヤから国際線を大幅増便したことで、提供座席数が大幅に増加。旅客数も堅調に増えている。
一方、国内線は旅客数が前年度比0.6%増の3866万5432人、ASKは1.0%減の536億598万4000座席キロ、RPKは1.2%増の351億4784万4000旅客キロ、搭乗率は1.5ポイント上昇し65.6%となった。
—記事の概要—
・16年度
・3月単月
16年度
国際線の方面別では、L/Fが最も高かったのは
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