エアライン — 2017年5月2日 20:47 JST

キャセイ、日本路線でもクラフトビール 9-10月、上級クラス限定

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 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、機内でもおいしく飲める瓶入りクラフトビール「ベッツィービール」の提供路線を拡大する。ファーストとビジネスクラスで提供するもので、日本路線でも期間限定で用意する。

日本路線でも提供するキャセイパシフィック航空のクラフトビール「ベッツィービール」(同社提供)

 ベッツィービールはキャセイと香港ビール社が共同開発。客室内の気圧と高度が乗客の味覚に影響を及ぼすことから、地上と上空の両方で楽しめるよう、伝統的な醸造法を基に研究を重ね、香港産と英国産の原材料やアロマ、炭酸ガスを配合して製造した。

 3月から香港発着の英国路線で提供を開始し、4月からは豪州路線でも提供している。

 5月以降は提供路線を拡大する。6月までは英国路線を除く欧州路線で、7月と8月は米国とカナダ路線、9月と10月は日本路線で提供し、11月と12月はニュージーランドとイスラエル(テルアビブ)路線でも用意する。

 ベッツィービールは、キャセイパシフィックが1機目の航空機として導入し、1940年代から50年代にかけて活躍したダグラスDC-3型機の愛称「ベッツィー」にちなんで名付けられた。

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