2020年夏季五輪の東京招致活動に協賛している日本航空(JAL、9201)は11月21日、招致ロゴとスローガンを機体後部に描いた特別塗装機を国内線に就航させた。
使用機材はボーイング777-200型機(登録番号JA8978)で、初便は羽田発那覇行きJL909便として午前11時11分に羽田空港を出発した。期間は開催都市が決定する13年9月までを予定しており、羽田-新千歳、伊丹、福岡、那覇線の国内線4路線で運航する。
正午すぎからは東京モノレールの羽田空港第1ビル駅で、JALの大西賢会長や運航乗務員、客室乗務員、整備士らとともに、ロンドン五輪で新体操団体7位に入賞した田中琴乃選手と松原梨恵選手、サイード横田仁奈選手、深瀬菜月選手、畠山愛理選手、三浦莉奈選手の日本代表6選手も乗客らに招致活動をPRした。
大西会長は「私たちにできることは少ないが、全体を盛り上げたい」と語った。JALによると、13年1月からは海外でも招致活動をPRできるようになるため、国際線でも同様の特別塗装機を運航する可能性があるという。
今回の特別塗装機には機体後部のほかにドアの横にも招致ロゴが貼ってあり、同じものを全機に貼る予定。