スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、有給休暇の計画的取得や男性社員の育児休暇取得など、「働き方改革」と「ワークライフバランス(仕事と生活の両立)」に取り組んでいる。3月29日には管理職を対象にしたセミナーが開催され、70人近い管理職が機内で受講した。
セミナーを開催したのは東京・千代田区のNPO法人ファザーリング・ジャパン。部下や同僚のワークライフバランスを考え、自分自身の仕事や私生活を楽しむ管理職「イクボス」を推進している。スターフライヤーはイクボスを取り入れ、意識改革や業務改革を目指す。
セミナーに参加したスターフライヤーの松石禎己社長は「上司がイクボスになれば、社員のやる気も上がり、生産性も向上する」とし、会社の価値向上にもつなげていきたいと述べた。「社員のワークライフバランスを考えて、社員を大事にすることは、会社を良くすること」と続け、改善を継続していく意向を示した。
イクボスは4月7日現在、141社が加盟している。航空業界では全日本空輸(ANA/NH)とANAセールスが参加している。
関連リンク
スターフライヤー
イクボスプロジェクト
他社の働き方改革
・JALとANA、3度目のなでしこ銘柄 経産省と東証、47社選出(17年3月23日)
・JAL、家族招いて職場見学 プレミアムフライデー、余暇で働き方改革(17年2月24日)
スターフライヤー関連
・スターフライヤー、北九州-那覇7月就航へ 夏季限定、10月まで(17年3月30日)
・スターフライヤー、代官山で「黒い夜」 マイレージ会員限定イベント(17年3月29日)