ジェットスター・ジャパン、成田－上海6月就航へ　中国当局が許可

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は4月5日、就航延期となっていた成田－上海（浦東）線を6月2日に開設すると発表した。エアバスA320型機（1クラス180席）で、週4往復運航する。

就航延期となっていた成田－上海線を6月に開設するジェットスター・ジャパン＝14年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ジェットスター・ジャパンは、2016年11月1日に成田－上海線を今年1月に開設すると発表。ところが1月6日に、浦東空港の混雑悪化を理由に中国当局の就航許可が下りない可能性があるとして、1月23日に予定していた就航を延期した。

　上海は同社の国際線就航地としては、香港と台北、マニラに続く4都市目で、ジェットスターグループとしても初の直行便就航となる。成田発着の国内LCCで、上海へ就航するのは初めて。一方、ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は羽田－上海（浦東）線を、2016年11月2日に開設している。

　成田－上海線は、成田を夜出発し、早朝に到着するスケジュールで運航。当初の予定通り、成田からは月曜と水曜、金曜、日曜発、上海からは月曜と火曜、木曜、土曜発を設定する。

　上海行きGK35便は成田を午後10時15分に出発し、上海着は翌日午前0時40分。折り返しの成田行きGK36便は午前2時5分に上海を出発し、午前6時10分に成田へ到着する。

　運賃は片道4980円から設定。5日午後1時から販売を開始した。また、就航記念セールを同日午後6時から7日午後6時まで開催し、片道1980円から販売する。セール運賃の搭乗期間は、6月2日から10月25日まで。

　ジェットスター・ジャパンによると、今回の就航決定は、浦東空港への新規就航に必要な認可を中国の航空当局であるCAAC（中国民用航空局）からすべて取得したためだという。

運航スケジュール（6月2日から10月28日）
GK35 成田（22:15）→上海（翌日00:40）運航日：月水金日
GK36 上海（02:05）→成田（06:10）運航日：月火木土

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【お知らせ】
ジェットスター・ジャパンから再回答を得たため、最終段落（7段落目）の内容を更新しました。（17年4月5日 14:31 JST）
ジェットスター・ジャパンから回答を得たため、最終段落（7段落目）を追記しました。（17年4月5日 14:13 JST）