デルタ航空と大韓航空、JV展開へ　太平洋路線で

　デルタ航空（DAL/DL）と大韓航空（KAL/KE）は現地時間3月29日、共同事業（JV）を展開する覚書に調印した。今後、米国－アジア間の太平洋路線でJVを実施する。

大韓航空とのJV展開で覚書に調印したデルタ航空＝15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JVの開始により、両社合わせて米大陸290都市以上、アジア80都市以上にを網羅する。また、マイレージプログラムの特典も拡大。デルタ航空の「スカイマイル」と大韓航空の「スカイパス」で、マイルの相互獲得と利用できるようにする。

　両社は正式契約を締結し、政府認可を取得後、JVを開始。マイレージプログラムや太平洋路線市場での連携強化のほか、共同運航（コードシェア）便の拡大や主要ハブ空港での施設の共有などで協業する。

　デルタ航空は6月3日、アトランタ－ソウル（仁川）線の運航を1日1往復で開始し、大韓航空が1日1往復を運航する同路線を補完する。

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