エミレーツ航空(UAE)のシドニー発ドバイ行きEK413便が現地時間11月11日夜、離陸後まもなくエンジントラブルのため、シドニー空港へ引き返した。乗客乗員にけがはなかった。
ロイター通信によると、乗客からの情報としてエンジンから火柱が上がったとしているが、UAEはこれを否定していると報じている。
UAEは当紙の取材に対し、乗客には後続便または他社便への振り替え予約を行い、必要に応じてホテルへの宿泊手配を行ったと回答した。出火の有無を含むトラブルの原因については、引き続き調査を行うとしている。
UAEのA380は、エンジンは米エンジン・アライアンス社のGP7200を搭載。A380は2010年と11年にカンタス航空(QFA)の機体でエンジントラブルが発生しているが、QFAは英ロールス・ロイス社のTrent 900(トレント900)を採用している。
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