デルタ航空(DAL/DL)は、世界的なデザイン生活用品企業アレッシィ(ALESSI)と提携し、同社がデザインした食器を国際線ビジネスクラスなどに、4月1日から導入する。アレッシィの製品を航空会社が包括的に導入するのは、今回が初めて。
導入するのは、国際線と米国大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」と、米国内線の「ファーストクラス」。今年後半に導入する新クラス「デルタ・プレミアムセレクト」でも使用を予定している。
オリジナルの食器は、皿やガラス食器、ボーンチャイナ、塩コショウの入れもの、トレイなど86品目にのぼり、アレッシィのデザイナー6人が手掛けた人気アイテムを基にしている。
デルタは2015年11月に、アレッシィとの提携を発表。試作段階では乗客と客室乗務員に感想を求め、機内食を手掛けるケータリング会社とも、調整を進めたという。
デルタは今年後半からエアバスA350-900型機の受領を開始予定。ビジネスクラスは個室タイプになる。
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