夕方の便でビールはいかが? エア・ドゥ(ADO/HD)が2016年3月1日に始めた機内サービス「ハッピーアワー」が1周年を迎えた。
ハッピーアワーは羽田-札幌線のうち、月曜から金曜(祝日除く)の夕方以降の発着便で実施。北海道限定ビール「サッポロクラシック」の350ml缶に、おつまみが付く。通常500円のところ、1人1本限定で200円に割り引いている。
仕事帰りに「ちょっと一杯」を楽しんでもらおうと、客室乗務員ら8人が始めた企画。ハッピーアワーとして、サッポロクラシックを1年間で約1万6000本売り上げた。エア・ドゥによると、多い便では40本近く売れる日もあるという。
当初は男性のビジネス客の利用を想定していたが、旅行などで乗る女性からも注文があるという。ビールが安いことで、ほかの機内販売品を購入するなどの効果も出ている。
エア・ドゥによると、海外ではアメリカン航空(AAL/AA)が2010年12月と2011年5月に1カ月間限定でハッピーアワーを実施し、米国内線ですべてのアルコール類を5ドルで販売した例があるという。
エア・ドゥでは、当面はサービスを継続していく。
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エア・ドゥ
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