スカイマーク(SKY/BC)は3月4日から、東京駅と茨城空港を結ぶ高速バスに、茨城名物の納豆のイラストをラッピングした車体「納豆バス」を投入する。バス全体に豆をあしらい、インパクトのあるデザインに仕上げた。1日1往復程度を運行する。
バスを運行する関東鉄道(関鉄、茨城・土浦市)との共同企画で、茨城県納豆商工業協同組合との3者で県の魅力を発信する。運行スケジュールは日により異なる。
納豆バスの各座席には、納豆に関する豆知識や小ネタを掲載したヘッドレストカバーを設置。オリジナルキャラクターの「ねばくま」さんの兄弟2人が、「ごじゃっぺ」(いい加減)などの茨城弁を話しながら、豆知識を披露する。シートポケットには、納豆情報を詰め込んだオリジナルの車内誌を備える。
スカイマークによると、納豆バスの運行は期限を設けず、当面継続するという。また、「ねばくま」さんの兄弟2人は、茨城空港とのピーアール活動にも投入するとしている。
高速バスは首都高速と常磐道を経由し、東京駅と茨城空港を結ぶ。飛行機の搭乗者は500円、それ以外は1200円で利用できる。東京駅からは1日あたり最大9便、茨城空港からは最大7便を運行する。
スカイマークは茨城空港に乗り入れる国内唯一の航空会社で、冬ダイヤでは1日あたり神戸に3往復、札幌と福岡に1往復ずつ、那覇に神戸経由で1往復を運航している。3月26日からの2017年夏ダイヤでは、神戸を2往復に減便するものの、札幌を2往復に増便。那覇を直行便化し、1往復を運航する。福岡は1往復を継続する。
オリジナルキャラクター「ねばくま」さん兄弟は、面長の兄「ねばタロー」と丸顔の弟「ねばジロー」の2兄弟。兄はマメな性格で豆知識好き、弟はクセのある性格で納豆トーストが好きだという。
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