エアライン — 2017年3月1日 19:00 JST

ANA、18年度新卒採用　総合職とCA正社員で

By Yusuke KOHASE

　全日本空輸（ANA/NH）は3月1日、2018年度入社のグローバルスタッフ職（総合職）の事務職と技術職、客室乗務職（CA）の新卒者採用について、詳細を発表した。いずれも正社員として雇用する。

18年度の新卒者採用を開始したANA＝16年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　採用人数は、事務職と技術職が50人程度ずつ、CAが550人程度。勤務地は、事務職と技術職が国内外の各事業所、CAが羽田とする。CAの新卒採用人数は、2005年以降で最大だった2017年度の700人を下回った。

　今年4月の入社予定者数は、事務職が46人、技術職が59人、新卒者のCAが834人となっている。

総合職事務職・技術職

　総合職事務職・技術職は、4年制大学または大学院を2016年4月から2018年3月までに卒業・修了、または見込みの人が対象。学部学科は、事務職は不問、技術職は理系学部学科としている。入社は2018年4月1日。

　ANAのウェブサイトでアンケートに記入し、エントリーシートを提出する。最終締め切りは総合職が4月17日、技術職が4月23日で、どちらも午後5時まで受け付ける。書類選考の結果はウェブサイトの「マイページ」に連絡する。

　面接などの本選考は、6月1日から順次開始。事務職は1次面接を東京と大阪、札幌、名古屋、福岡で、2次面接を東京と大阪、3次面接を東京でそれぞれ実施する。面接はグループと個人で行う。

　技術職は、グループか個人面接の1次選考を東京と大阪、札幌、名古屋、福岡で、グループディスカッションと個人面接の2次選考を東京と大阪、福岡で、それぞれ実施する。

　事務職、技術職とも、海外留学や教育実習などにより6月の本選考に参加できない人向けに、8月選考も実施する。6月選考との同時エントリーはできない。最終選考は東京での個人面接となる。

客室乗務職

　CAは専門学校や高等専門学校、短期大学、4年制大学、大学院修士課程を、2017年4月から2018年3月までに卒業・修了見込みで、2018年4月以降、会社の指定する時期に入社できる人を対象としている。学部学科は不問。

　応募できる健康状態は、呼吸器や循環器、耳鼻咽喉、眼球、腰椎の状態などが航空機乗務に支障なく、裸眼かコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。

　ANAのウェブサイトでアンケートに記入し、エントリーシートを提出する。英語試験と学力検査の受検締め切り日により、2タイプのエントリーを用意する。エントリーシートの提出締め切りはどちらも共通で、4月26日午後6時。

　4月26日までに英語試験と学力検査を受検する人は、面接や身体検査などの本選考は6月以降に実施。海外留学や教育実習などで4月26日までの受検が困難な人向けに、6月26日までに受検するエントリーも受け付け、本選考は7月以降に実施する。2つ同時のエントリーはできない。

　エントリーシートでの書類選考の結果は、ウェブサイトのマイページに連絡する。

関連リンク
ANA新卒採用2018