シンガポール航空グループがこのほど発表した2012年9月中間決算(4-9月期)によると、グループ全体の純利益は前年同期比30%減の1億6800万ドル(約132億7200万円)となった。前年は航空機材とスペアエンジンの売却益が寄与したが、こうした営業外項目が前年比で少なかったことが減益要因となった。
売上高は4%増の75億7100万ドル、営業利益は6%増の1億4200万ドルだった。売上高は旅客輸送量の8%増が寄与したが、イールドの3.4%減により一部が相殺された。営業利益は第1四半期(4-6月期)が好調だったものの、第2四半期が低調だったことや航空貨物市場の低迷が続いたことで一部相殺となった。
シンガポール航空(SIA)単体の上半期(4-9月期)利用実績は、旅客数が前年同期比
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