日本航空(JAL/JL、9201)は、バンコクのスワンナプーム国際空港に展開しているサクララウンジを、3月1日にリニューアルオープンする。レイアウトを全面的に見直し、シャワールームを増設。バンコクで人気の和食レストランによる食事を用意する。
リニューアル後は面積を拡大し、1人あたりの居住空間を広くする。落ち着いて食事を楽しめるダイニングエリア、ゆったりと座れるラウンジエリアともに、出発まで快適に過ごせるようにするという。
シャワーブースは現在より2つ多い3つに増設するほか、ラウンジ内にはテンキーロック付クロークを新設。各席でスマートフォンやノートパソコンなどを充電できる電源コンセントやUSB端子を大幅に増やす。また、喫煙ブースも設ける。
食事や飲み物を用意するカウンターを拡張し、バンコクで人気の高い老舗和食レストラン「日本亭(NIPPON-TEI)」の食事メニューを提供。従来から人気の高いビーフカレーをはじめ和食の前菜など、ラウンジのリニューアルと共に食事も刷新する。
リニューアルオープンは、現地時間3月1日午前5時45分を予定している。
JALのバンコク線は、2016年10月4日に就航60周年を迎えた。現在は羽田から1日2往復、成田と中部(セントレア)、関西から1往復ずつの1日計5往復が就航しており、バンコク支店にはおよそ500人の客室乗務員を含む約600人が勤務している。
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