日本航空(JAL、9201)は11月2日、全クラスに新シートを導入した国際線用ボーイング777-300ER型機の新仕様機「SKY SUITE 777(スカイスイート 777)」の改修初号機を2013年1月9日から成田-ロンドン線JL401/402便に投入すると発表した。
ビジネスクラスの全席から通路へアクセスできるフルフラットシート導入や、男性客でも足を組める広さのエコノミークラスのシートが目玉で、機内食も“空の上のレストラン”をコンセプトに新メニューを展開していく。
座席数はファースト8席(現行8または9席)、ビジネス49席(77または63席)、プレミアムエコノミー40席(46または44席)、エコノミー135席(115または156席)の計232席で、改修前の246席または272席より席数を抑えた。時刻表などでは同機を「SS7」と表記する。
今後保有する全13機の改修を進めて成田-ニューヨーク線など欧米方面を中心に導入路線を拡大。2月中予定の改修2号機の運航開始まではロンドン線のスカイスイート機による運航は隔日で、1月は奇数日、2月は偶数日に運航する。
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