エミレーツ航空(UAE)は12月から東南アジア路線を強化する。ドバイからマレーシアのクアラルンプール、フィリピンのマニラ、インドネシアのジャカルタへの直行便を増便。マニラ線とジャカルタ線は提供座席数が50%増加する。
ドバイ-クアラルンプール線は、12月3日から現在の週21便(毎日3便)から週25便へ、2013年2月6日からは週26便に増便。使用機材はエアバスA330-200型機を予定しており、増便で輸送能力は週2370席、貨物輸送能力は片道週85トン増加する。
ドバイ-マニラ線は、13年1月1日から現在の1日2便から1日3便の運航となる。既存の2便と同じボーイング777-300ER型機を導入し、42席のライフラット・シートによるビジネスクラスと386席のエコノミークラスの2クラス制を採用する予定。増便により、貨物輸送能力は片道週161トン増加する。
ドバイ-ジャカルタ線も、13年3月1日より現在の1日2便から1日3便の運航に増便。既存2便と同様、ボーイング777-300ER型機による2クラス制となる。マニラ線と同じく貨物輸送能力が片道週161トン増加する。
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