羽田空港(東京国際空港)の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)と、国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)は1月20日、世界の航空関連情報を提供する英国のOAGが実施した定時運航率調査「OAG Punctuality League 2016」の大規模空港部門で、世界第1位を2年連続で獲得したと発表した。
同調査は、2016年1年間(暦年)の世界の定期便運航データから、定刻より15分以内の遅れを「定時運航」と定義し、カテゴリー別に定時運航順守率のランキングをまとめた報告書。大規模空港部門は、出発便の年間提供座席数が2000万席以上の空港が対象となる。羽田の定時運航順守率は87.49%だった。
両社では、「空港関係者のチームワークによって定時性に力を注いできた結果であると、大変光栄に受け止めている」とコメントしている。
第2位以下の数値は、ブラジルのサンパウロ・グアルーリョス空港が85.28%で第2位、米国のデトロイト空港が84.64%で第3位と続き、第4位が米国のアトランタ空港の84.57%、第5位が米国のミネアポリス・セントポール空港の84.46%だった。
大規模空港部門のベスト5
1位 東京国際空港 87.49%
2位 サンパウロ・グアルーリョス空港 85.28%
3位 デトロイト空港 84.64%
4位 アトランタ空港 84.57%
5位 ミネアポリス・セントポール空港 84.46%
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