エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2017年1月17日 14:40 JST

ベトナム航空、羽田にもA350 夏ダイヤからハノイ線

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ベトナム航空(HVN/VN)は1月17日、夏ダイヤが始まる3月26日からハノイ-羽田線にエアバスA350-900型機を投入すると発表した。同社の日本路線へのA350の定期導入は、2路線目となる。

ハノイ-羽田に投入するベトナム航空のA350=16年10月 PHOTO: Motoyoshi OHMURA/Aviation Wire

 座席数は305席(ビジネス29席、プレミアムエコノミー45席、エコノミー231席)。現在はA321(177席:ビジネス16席、エコノミー161席)で運航しており、約1.7倍に大型化する。

 ベトナム航空は2015年6月、A350-900の初号機(登録番号VN-A886)を受領。リース会社エアキャップからリース導入した。14機を導入予定で、うち10機は自社購入、4機はリースとなる。2016年12月末現在、6機を受領済み。

 同社のA350が日本に初飛来したのは2015年9月20日で、ホーチミン-成田線に初号機を機材変更で臨時投入。商業飛行としても日本初となった。2016年10月30日の冬ダイヤからは、ホーチミン-関西線に定期導入している。

 羽田路線の定期便にA350を初導入したのはシンガポール航空(SIA/SQ)で、2016年12月13日からシンガポール午前8時5分発の羽田行きSQ632便と、羽田午後4時40分発のシンガポール行きSQ633便に投入している。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が777の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入。運航開始は2019年を予定しており、6年程度で777を置き換える。

運航スケジュール
VN384 ハノイ(08:15)→羽田(15:05)
VN385 羽田(16:35)→ハノイ(20:20)

関連リンク
ベトナム航空

受領から日本就航まで
ベトナム航空、関空にA350就航 放水アーチで歓迎(16年10月30日)
ベトナム航空のA350、成田初飛来 商業飛行では日本初(15年9月20日)
ベトナム航空、A350 XWB受領 カタール航空に続き2社目(15年7月1日)

関西線の写真特集
後編 大型ディスプレイ並ぶコックピット(16年11月16日)
前編 関空へ一番乗り(16年11月13日)

成田線の写真特集
青緑のA350、成田に降り立つ 写真特集・ベトナム航空A350-900、日本初の商業飛行(15年9月21日)

16年12月、シンガポール航空が羽田線にA350
シンガポール航空のA350、羽田就航 定期便で初飛来(16年12月14日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post