エアバス, 機体 — 2012年10月31日 09:30 JST

A320neo用PW1100Gのテストエンジン完成

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 エアバスは現地時間10月26日、A320neo向けエンジンの米プラット・アンド・ホイットニー社製「PurePower PW1100G-JM」のテストエンジンが完成したと発表した。フロリダのP&W社の施設でテストが始まる。

A320neo向けエンジン「PurePower PW1100G-JM」(エアバス提供)

 PW1100Gはファンに最先端のギアシステムを採用。同ギアシステムによりファンが低圧コンプレッサーとタービンとは異なるスピードで駆動し、最新のコア部分を組み合わせることで高い燃費効率と環境性能をもたらすことができる。

 A320neoはPW1100GとCFMインターナショナル社製「LEAP-1A」エンジンの2種類から選択可能。それぞれ最適なファンのサイズと最新コア部分を採用している。最新エンジンに加えて、エアバスの大型ウイングチップ「シャークレット」を取り付けることにより、エアバスでは「将来的に最もコスト効率の高い単通路型機」と位置づけている。

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