カンタス航空(QFA/QF)は12月16日、メルボルン-成田線を1日1往復で開設した。
機材はエアバスA330-300型機の新仕様機。座席数は2クラス297席(ビジネス28席、エコノミー269席)で、ビジネスクラスは離陸から着陸までリクライニングできるフルフラットの新シートを導入しており、オーストラリアのデザイナー、マーク・ニューソン氏が手掛けた。
運航スケジュールは、成田行きQF79便はメルボルンを午前9時15分に出発して、午後5時30分に成田着。メルボルン行きQF80便は成田を午後7時に出発し、メルボルンには翌日午前7時30分に到着する。12月16日から運航を開始したが、12月24日と25日、31日は運休する。
カンタスによると、日本と豪州の観光需要は年20%成長しており、新路線開設に至ったという。メルボルン-成田線の初便は、成田行きQF79便は午後5時33分に、第2ターミナル84番ゲートへ到着。メルボルン行きQF80便は、午後7時22分に出発した。
カンタスは、2015年8月1日から羽田空港へ就航。従来成田発着だったシドニー線を羽田へ移し、同日からブリスベン-成田線を開設した。今回のメルボルン線就航により、カンタスの日本路線は3路線、週の提供座席数は6000席となった。
現在同路線を運航するグループのLCC、ジェットスター航空(JST/JQ)は2017年2月25日を最後に同路線を運休。このほかにジェットスターが運航する成田発着路線のゴールドコースト線とケアンズ線は、引き続き運航する。
運航スケジュール
QF79 メルボルン(09:15)→成田(17:30)
QF80 成田(19:00)→メルボルン(翌日07:30)
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