FDA、17年1月分もサーチャージなし　1年4カ月継続

　フジドリームエアラインズ（FDA/JH）は、利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）について、2017年1月発券分も適用しない。適用しない期間は2015年10月から1年4カ月継続することになる。

1月発券分もサーチャージを設定しないFDA＝16年9月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　サーチャージを見直す基準となるシンガポールケロシンの11月の市況平均価格は、1バレルあたり56.47米ドル、為替レートは1米ドル108.18円だった。燃油価格が1バレルあたり60ドルを下回ったため、サーチャージを引き続き設定しない。

　燃油サーチャージを適用していた2015年9月発券分は、小牧（県営名古屋）－山形線などカテゴリーAで100円、小牧－青森線などカテゴリーBも100円、静岡－福岡線などカテゴリーCが200円だった。

17年1月発券分の燃油サーチャージ（括弧内は16年12月分）
カテゴリーA
小牧－山形　0円（0円）
小牧－新潟　0円（0円）
小牧－出雲　0円（0円）
小牧－高知　0円（0円）

カテゴリーB
小牧－青森　0円（0円）
小牧－花巻　0円（0円）
小牧－北九州　0円（0円）
小牧－福岡　0円（0円）
小牧－熊本　0円（0円）

カテゴリーC
静岡－福岡　0円（0円）
静岡－鹿児島　0円（0円）
松本－新千歳　0円（0円）
松本－福岡　0円（0円）
福岡－新潟　0円（0円）

関連リンク
フジドリームエアラインズ

・FDA、山形－新千歳就航へ　17年夏、1日1往復（16年12月6日）
・FDA、16年12月分もサーチャージなし　1年3カ月継続（16年11月11日）