エアライン, 空港 — 2016年12月3日 06:00 JST

キャセイ、ヒースロー空港ラウンジ刷新　ファースト・ビジネスエリア区別

共有する:

　キャセイパシフィック航空（CPA/CX）は現地時間12月7日、ヒースロー空港（ロンドン）のラウンジをリニューアルする。ファーストとビジネスのエリアを区別した。同社がエリア分けしたラウンジを香港以外でオープンするのは始めて。

リニューアルオープンするヒースロー空港のキャセイラウンジ（同社提供）

　第3ターミナルの同社ラウンジを刷新した。床面積はリニューアル前と比較し、30％増の1200平方メートルに拡張した。香港や羽田、マニラなど同様、ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏が率いる「スタジオイルゼ」がデザイン。モダンアジアの要素を取り入れた。

　リニューアルしたラウンジでは、飲食施設の充実を図る。ファーストクラス利用者には、でき立ての料理をテーブル席で提供する「ザ・ダイニングルーム」や、時間帯に応じてメニューを変える「ザ・パントリー」を導入。ビジネスクラス利用者には麺料理が食べられる「ザ・ヌードル・バー」や、西洋料理をはじめとした各国料理を提供する「フード・ホール」を設けた。

　営業時間は、月曜から土曜が午前5時30分から午後10時30分まで、日曜は午前7時30分から午後10時30分まで。ファーストとビジネスクラス利用者のほか、同社マイレージサービス「マルコポーロクラブ」のシルバー会員以上、航空連合ワンワールド・アライアンスのサファイア会員以上が利用できる。

　同社はこれまで、香港以外では羽田とバンコク、マニラ、台北、バンクーバーのラウンジを刷新している。

　キャセイパシフィック航空は香港－ヒースロー線を、1日5往復運航している。