羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)とビックカメラ(3048)が共同出資する「Air BIC」は11月25日、「Air BICCAMERA」の営業を成田空港でも開始した。訪日客向けには生活家電を、日本人客向けには旅行用家電などを販売する。成田は同業態での2店目の出店となる。
第2ターミナル本館4階、音響機器専門店「オーディオプラザ」の跡地に出店し、オーディオ製品やデジタルカメラのほか、温水便座や掃除機などの生活家電も取り扱う。JCBやビザなど各種クレジットカードのほか、中国のオンライン決済「ALIPAY(支付宝、アリペイ)」「UnionPay(銀聯、ギンレン)」などにも対応する。営業時間は午前7時30分から午後9時まで。
オープン初日となった25日は、炊飯器や電気カミソリなどを求める利用客の姿が目立ち、多くが中国語を話していた。また、コンセントの変換プラグ売場では、日本語を話す客が商品を選んでいた。
Air BICは日本空港ビルデングとビックカメラが共同出資し、2016年4月に設立。現在は羽田空港国際線ターミナル内でAir BICCAMERAを運営している。
関連リンク
Air BIC CAMERA 成田空港第2ターミナル店(ビックカメラ)
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