ボーイングは現地時間11月22日、フィジーの国営航空会社、フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)から737 MAX 8を5機の発注コミットメントを獲得したと発表した。発注が確定した場合、2018年からの引き渡しを予定している。
フィジー・エアウェイズは、豪州など近距離国際線を737で運航している。737-800(164席:ビジネス8席、エコノミー156席)は4機、737-700(122席:ビジネス8席、エコノミー114席)は1機を所有。737 MAXの導入により、これらの機材更新を進める。
このほか長距離路線用の機材でエアバスA330-300型機(313席:ビジネス24席、エコノミー289席)を1機、A330-200(273席:ビジネス24席、エコノミー249席)を3機保有。国内線や近隣諸国への路線用にATR72-600型機やATR42-600などを、子会社のフィジーリンクが運航している。
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