米クリスマス商戦「ブラックフライデー」、日本でも　JAL、ポイント山分け

　米国のクリスマス商戦「ブラックフライデー」を、日本企業でも取り入れる動きが目立っている。日本航空（JAL/JL、9201）も2016年から開始し、ポイントのプレゼントなどの限定企画を用意する。

ブラックフライデーを実施するJAL＝16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　JALのブラックフライデーは、11月25日午前0時から27日午後11時59分まで実施する。キャンペーンに登録して航空券を購入すると、航空券やツアー代金に充当できる電子ポイント「e JALポイント」をプレゼントする。ポイントは、1ポイント1円で換算する。

　国内線は対象運賃での購入で、500ポイントを全員にプレゼントする。国際線は30万ポイントを、期間中の購入者で山分けする。このほか、航空券やホテル、レンタカーなどのオプションを利用者がカスタマイズできるツアー「ダイナミックパッケージ」で、国内のホテルや温泉旅館などを3日間限定価格で提供する。

　ブラックフライデーは米国の祝日、感謝祭（Thanksgiving Day、11月第4木曜）の翌日から始まるセール期間で、米国の小売各店はクリスマス商戦を開始する。日本でもイオン（8267）や日本トイザらス、キッチン用品を販売する貝印など、導入する企業が増えつつある。

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