エアバス, エアライン, 機体 — 2016年11月9日 15:00 JST

エア・アスタナ、A320neo初号機受領 CIS初、2クラス148席

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 エアバスは現地時間11月8日、カザフスタンのエア・アスタナ(KZR/KC)に同社向け初号機となるA320neoを引き渡した。旧ソビエト連邦の構成国からなるCIS(独立国家共同体)諸国の航空会社がA320neoを導入するのは初めて。

エア・アスタナのA320neo=16年9月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エア・アスタナのA320neoは計148席で、ビジネス16席、エコノミー132席。ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からのリースで導入する。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTFエンジン「PW1100G-JM」を搭載した。

 A320neoは、LCCなどに人気の小型機A320の派生型で、燃費を向上した新型エンジンを搭載。PW1100G-JMのほか、CFMインターナショナル製新型エンジン「LEAP-1A」を選択できる。メーカー標準座席数が1クラス156席のA319neoと、180席のA320neo、236席のA321neoの3機種で構成する。

 エア・アスタナは首都アスタナと中心都市アルマトイから、周辺のCIS諸国やロシア、欧州などに乗り入れている。機材はA320ファミリーのほか、ボーイング767-300ER型機や757、エンブラエル190(E190)型機などを保有している。

関連リンク
Air Astana
Airbus
エアバス・ジャパン

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