キャセイパシフィック航空(CPA/CX)傘下の香港ドラゴン航空(HDA/KA)は現地時間11月21日から、ブランド名を「キャセイドラゴン航空」に変更する。両社のブランド名を共通化することにより、競争力強化を図る。
ブランド名変更により、尾翼などに使用していた使用していたドラゴンを模したシンボルマークを、キャセイパシフィック航空の「ブラッシュウイング(brushwing)」に変更。ロゴで使用する英文の書体も同じものを使用する。基調となる色も、従来の明るめの赤から落ち着いたものに変更する。
香港ドラゴン航空は2016年1月、下期をめどに「キャセイドラゴン航空」に変更すると発表。4月にはエアバスA330-300型機(登録番号B-HYQ)に新塗装を施し、香港-北京線などに投入している。
現在、香港ドラゴン航空はエアバスA320型機を15機、A321を8機、A330-300を19機保有。今後5年で新塗装に差し替える。
キャセイパシフィック航空日本支社のニック・ブルックス営業本部長はブランド名変更について、「両社をサービス面で近づける」と狙いを説明。将来的な統合については、航空会社として就航するために必要となる航空運送事業の許可(AOC)をそれぞれ取得していることから、「(両社は)別ブランドで確立している。統合しない」との方針を示している。
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香港ドラゴン航空
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