エア・ドゥ(ADO/HD)は11月14日、創立20周年を迎える。20周年を記念して、14日の羽田-札幌線では客室乗務員が就航当初に着用したサロペット(オーバーオール)で乗務するほか、前日の13日には、新千歳空港で記念イベントを開催する。
*サロペット復刻フライトの様子はこちら。
サロペットを復刻するのは、14日の羽田-札幌線のうち、3往復計6便。午前発便を中心に乗務する。札幌発はHD12便(午前8時発)とHD16便(午前10時20分発)、HD20便(午後0時20分発)、羽田発はHD15便(午前8時15分発)とHD19便(午前10時15分発)、HD23便(午後0時50分発)が対象となる。
また当日は、全路線の全便を対象に、20周年を記念したキャンディを配付する。
13日の記念イベントは、新千歳空港2階センタープラザで開催。メインエリアと第2エリアの2カ所で実施する。正午から午後3時まで開催するメインエリアでは、客室乗務員のサロペットお披露目や、北海道札幌国際情報高校の吹奏楽部員が、踊りながら演奏する「ダンプレ」を披露。このほか、航空写真家のチャーリィ古庄さんと航空アナリストの鳥海高太朗さんによる記念トークショーなどを開催する。
第2エリアでは、歴代の航空機25機の写真展を、午前10時から午後9時まで開催。また、午前11時から午後3時までは機内販売品の販売会を実施する。
エア・ドゥは1996年11月14日、「北海道国際航空」として札幌市内で設立。運航開始は1998年12月20日で、1日3往復の羽田-札幌線にボーイング767-300ER型機(登録番号JA98AD、1クラス286席)を投入していた。
初代の制服はサロペットとスニーカーで、運航開始から1999年12月19日まで着用していた。
2012年10月1日からは、社名を現在の「AIR DO」に変更。愛称と社名を統一した。
現在は羽田へは札幌と旭川、女満別、釧路、帯広、函館からの6路線を運航。そのほか札幌から仙台と中部(セントレア)、神戸、岡山、広島の各路線と、函館-中部の計12路線を運航している。保有機材は計14機で、737-700(1クラス144席)を9機、767-300ER(286席と289席)を2機、767-300(1クラス289席)を2機を各路線に投入している。
サロペット復刻便の運航スケジュール
羽田→札幌
HD15 羽田(08:15)→札幌(09:45)
HD19 羽田(10:15)→札幌(11:45)
HD23 羽田(12:50)→札幌(14:20)
札幌→羽田
HD12 札幌(08:00)→羽田(09:35)
HD16 札幌(10:20)→羽田(12:00)
HD20 札幌(12:20)→羽田(14:00)
関連リンク
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