ジェットスター・ジャパン(JJP)は10月16日、関西-成田線の2便を28日から11月21日まで欠航すると発表した。定時運航率と就航率改善につなげるため、第2拠点となる関西空港に10月28日から2機駐機する計画を11月まで延期した影響によるもの。
欠航となるのは、関西発成田行きGK102便と成田発関西行きGK107便。予約客への対応は自社便への振り替えやキャンセル、返金に応じ、ジェットスターのバウチャーを発券する。
JJPは冬期スケジュールが始まる28日からエアバスA320型機(180席)の運航機数を現在の4機から6機に増機するほか、第2拠点となる関空勤務の運航乗務員や客室乗務員の乗務や整備士による機体整備を開始。成田-福岡線など5路線の増便と関西-那覇線の新設を行う。
当初は28日から6機のうち2機を関空へ駐機する計画だったが、11月21日までは全6機を成田で運用。第2拠点の安定稼働と増便を優先し、22日からは関空に2機常駐する体制に切り替える。
JJPによると、定時運航率は7月が66%、8月が75%、9月が77%と、運航ダイヤの見直しなどで改善の兆しが見えているという。欠航は就航初日の7月3日から10月15日までで59便。このうち天候によるものが29便、整備やオペレーションによるものが30便だった。
欠航便(10月28日から11月21日まで)
GK102 関西発(06:40)→成田着(08:00)
GK107 成田発(21:05)→関西着(22:30)
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