エアライン — 2016年10月3日 06:00 JST

JAL、国内機内食にウツボのテリーヌ 10月、高知の魅力発信

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、地方と共同で観光振興や農水産物を取り上げる「新・JAPAN PROJECT(ジャパンプロジェクト)」の第64弾として、10月から高知県を特集する。高知を特集するのは4回目。

10月上旬に提供する機内食(JAL提供)

 国内線ファーストクラスでは、土佐市のリゾートホテル「ヴィラ サントリーニ」の井原尚徳シェフが監修した夕食を提供する。

 上旬はアオサや酢ミカンの一種「四万十ぶしゅかん」が香るウツボのテリーヌと県産ブランド豚「四万十ポーク」のグリル、中旬は土佐酢のジュレを添えた四万十ハモ、下旬は県産ブランド牛「土佐あかうし」のタリアータを提供する。デザートは川添ヤギ牧場(南国市)のヤギミルクを使用したプリンを、1カ月間用意する。

 午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。那覇発着便は、午後6時以降の到着便で提供する。

銀不老かりんとう(JAL提供)

 昼食帯には高知市の旅館、城西館の「銀不老(ぎんぶろう)かりんとう」を提供する。

 ファーストクラスで提供する「こだわりの日本酒」では、濱川商店(安芸郡田野町)の「美丈夫(びじょうふ)純米大吟醸 世界の翼」を用意する。

 10月1日から12月31日までに高知を発着するJALグループ全路線の利用者には、抽選で1000マイルを100人にプレゼント。応募する際は、期間中にフライトマイル積算対象運賃で搭乗し、専用サイトから申し込む。

 また、JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、高知の特産品や名物を用意。カツオのたたきなどの「土佐づくしセット」、ウナギのちまきと蒲焼きのセット、四万十アユのいろり焼きセットなどをそれぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は2017年1月4日まで。

 JALと高知県は8月、包括連携協定を締結。6次産業化や人財の誘致、災害時の支援などで連携する。

 ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。4月からは新ジャパンプロジェクトにリニューアルし、従来の地域プロモーションに加え、訪日客や国内の観光客の送客増加を狙う。9月の第63弾では、千葉県を特集した。

関連リンク
新・JAPAN PROJECT(日本航空)

JAL、国内機内食にウナギ巻き 9月、千葉の魅力発信(16年8月27日)
JAL、訪日増狙い“ジャパンプロジェクト”刷新 4月は三重特集(16年4月5日)

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