全日本空輸(ANA/NH)は9月29日、今年4月にリニューアルした羽田空港国内線第2ターミナルの出発カウンターが、2016年度のグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞したと発表した。
第2ターミナル2階の出発カウンターは、4月21日にリニューアル。目的別で色分けし、エリアを集約させることで無駄のない動線にした。案内表示には、従来と比べて4倍近く大きくしたピクトグラム(絵文字)を採用し、日本語を理解しない訪日客などにも分かりやすくした。
「A」から「D」まで4カ所ある保安検査場の入り口も、異なる色で区分。Aは水色、Bはオレンジ、Cは黄緑、Dは赤を採用した。
ANAによると、機能別に色分けしたカウンターやピクトグラムを使った案内、自動手荷物預け機「ANA Baggage Dropサービス」導入が評価されたという。
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