エアバス, エアライン, 機体 — 2016年8月24日 07:30 JST

キャセイのクアラルンプール便、香港ドラゴン航空に 17年3月以降

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 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は2017年3月から、運航中の香港-クアラルンプール線を傘下の香港ドラゴン航空(HDA/KA)に順次移管する。移管に伴い、エアバスA330-300型機を譲渡する。

クアラルンプール便の運航を開始する香港ドラゴン航空(同社提供)

 キャセイパシフィック航空は現在、香港-クアラルンプール線を1日4往復運航している。香港ドラゴン航空には3月から5月にかけて、段階的に移管する。香港ドラゴン航空のマレーシア路線は3路線目で、週11往復のペナン便、週5往復のコタキナバル便を合わせると、マレーシアに週44往復を運航することになる。

 また、42機保有するA330-300のうち、5機を譲渡。香港ドラゴン航空の運航体制を強化する。

 香港ドラゴン航空は2016年下期をめどに、社名を「キャセイドラゴン航空」に変更。キャセイパシフィック航空とブランド名を共通化することにより、競争力強化を図る。

 社名変更により、従来使用していたドラゴンを模したシンボルマークを、キャセイパシフィック航空の「ブラッシュウイング(brushwing)」に変更。ロゴで使用する英文の書体も同じものを使用する。基調となる色も、従来の明るめの赤から落ち着いたものに変更する。

 今年4月には新塗装機の運航を開始。現在保有する42機(A320を15機、A321を8機、A330-300を19機)を今後5年で新塗装に差し替える。

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