全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が8月3日に発表した2016年4-6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が前年同期比20.7%減の66億4600万円だった。通期見通しは従来予想を据え置いた。
4-6月期の売上高は2.3%減の4044億2500万円、営業利益は15.6%減の141億3200万円、経常利益は33.2%減の106億5600万円で減収減益となった。
営業費用は1.7%減の3971億円。燃油費・燃料税は円高と市況下落により16.4%減の668億円に抑えられた。人件費は7.9%増の451億円で、好調だった前期業績に伴い、業績連動型報酬の引き当て増で上昇した。営業利益率は3.5%(0.6ポイント低下)となった。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
・為替と燃油
・通期見通し据置
国際線
国際線の旅客収入は3.3%増の1233億円。旅客数は11.6%増の213万1000人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は前年並みの73.0%、旅客単価は燃油サーチャージの引き下げに伴い、7.4%減の5万7868円となった。
欧州でのテロ発生で日本から欧州へ向かう旅行需要は不振が続いたが、欧米やアジア路線のビジネス渡航需要や、訪日客は堅調に推移した。
ANAHDの平子裕志・取締役執行役員(財務企画・IR部・施設企画部担当)は、「中国路線は
これより先は会員の方のみご覧いただけます。
無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。
会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。
無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
購読料はこちらをご覧ください。
* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能
* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。