エアバス, エアライン, 機体 — 2016年7月13日 07:40 JST

エアアジア、A321neoを100機発注 19年から

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 エアバスは現地時間7月12日、エアアジアからA321neoを100機確定受注したと、ロンドン近郊で開催中のファンボロー航空ショーで発表した。2019年から引き渡す。カタログ価格で総額126億ドル(約1兆3200億円)。

A321neoを100機発注する契約の調印式で握手を交わすエアアジアのフェルナンデスCEO(左)とエアバスのブレジエCEO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアアジアはA320ファミリーを575機発注済みで、170機以上を受領済み。マレーシア本国だけではなく、インドやインドネシア、フィリピンでも運航している。

 A321neoは、A320ファミリーで胴体が最長のA321のエンジン換装型。米プラット&ホイットニー製PW1100G-JMと、CFMインターナショナル製LEAP-1Aのいずれかを選択できる。量産初号機の引き渡しは年末を予定している。座席数は最大で1クラス240席に出来、既存のA320と比べると60席(約1.3倍)多い。

 会場で会見したエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は、「A321を大量発注した航空会社は、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)やブリティッシュ・エアウェイズなどスポンサーが政府の航空会社ばかりだ」と話し、会場の笑いを誘った。

 契約書の調印式には、エアバスのファブリス・ブレジエCEOやジョン・リーヒー顧客担当COO(最高業務責任者)らが出席し、エアアジアの客室乗務員も華を添えた。

A321neoの発注について説明するエアアジアのフェルナンデスCEO(左)とエアバスのブレジエCEO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

A321neoを100機発注する調印式で契約書にサインするエアアジアのフェルナンデスCEO(左)とエアバスのブレジエCEO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

A321neoの発注について説明するエアアジアのフェルナンデスCEO(左)とエアバスのブレジエCEO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

A321neoの模型を手にする(左から)エアアジアのフェルナンデスCEOとエアバスのブレジエCEO、リーヒーCOO=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ファンボロー航空ショーの会場で開かれたエアアジアの調印式=16年7月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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