エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は現地時間7月12日、日本への再参入を目指すエアアジア・ジャパン(DJ)について、2017年1月までの就航を目指していることを明らかにした。
エアアジア・ジャパンは2014年7月、楽天(4755)などと共に日本市場への再参入を表明。中部空港(セントレア)を拠点に2015年夏の就航を目指していた。その後、路線計画の見直しで2016年4月に延期したが、運航体制が整わないことや、2015年12月の経営陣交代などにより今夏に再延期した。
新経営陣に移行後も安全管理体制の構築などに時間がかかり、就航時に必要な2号機の受け入れを3カ月延期。5月の受領後は、10月就航を視野に入れていた。
ロンドン近郊で開催されているファンボロー航空ショーで、フェルナンデスCEOは「とてもすぐだ。2017年1月までには就航させたい」と、Aviation Wireに就航見通しを語った。
関連リンク
エアアジア
・エアアジア・ジャパン、10月就航へ 2号機到着で機材揃う(16年5月6日)
・エアアジア・ジャパン、A330でハワイ就航視野 運航開始は今夏に(16年2月15日)
・CAメイクはややナチュラル 写真特集・エアアジア・ジャパンA320初号機(15年10月17日)
・LCCだけどおしゃれな「レッド・ベース」 エアアジア・ジャパンの中部空港オフィス(15年8月16日)
・エアアジア、A321neoを100機発注 19年から(16年7月13日)
特集・井手会長が描く新エアアジア・ジャパン
前編 旧体制「飛ばす実力持っていなかった」(16年2月16日)
後編 ホノルル就航、そして東証1部上場(16年2月23日)