日本航空(JAL/JL、9201)にとって25機目のボーイング787-8型機(登録番号JA845J)が7月1日夕方、成田空港に到着した。これにより、JALが発注した787-8は完納となった。
JALは2004年12月22日、当時7E7と呼ばれていた787の導入を決定。現在の確定発注機数は、標準型の787-8が25機、長胴型の787-9が20機の計45機で、エンジンはともに米GE製GEnxを選定した。
受領済みの787は、787-8が今回の到着機を含めて25機、787-9は4機で計29機。787-8は2012年3月に初号機(JA825J)を受領以来、4年3カ月で発注分がすべて揃った。
7月1日に到着した機体は、サウスカロライナ州ノースチャールストン工場製。ビジネスクラスをフルフラットシートにした新仕様機「スカイスイート787」で、座席数は161席(ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)となる。
JA845Jは、チャールストンを現地時間6月30日午後2時50分に出発し、午後3時10分に離陸。日本時間7月1日午後5時30分に成田空港B滑走路(RWY16L)へ着陸し、同43分に803番スポットへ到着した。
成田までのフェリーフライト(回送)は、コックピット左席を荒川里留機長と印南多加史機長、右席を松木猛機長と橋本秀則副操縦士が交代で担当した。
*フェリーフライトのパイロットへのインタビューを含めた写真特集はこちら。
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