日本航空(JAL/JL、9201)は6月24日、東京・高輪の秋田県産品ショップ「あきた美彩館」前で、同県出身の客室乗務員(CA)らが観光パンフレットを配り、名産品をピーアールした。
同店の店員や同県出身のCA、森田舞さん(26)らは、山菜類など秋田のおいしいものや、8月3日から6日まで、秋田市内で開催される「秋田竿灯まつり」などを宣伝。昼休み中のビジネスマンや観光客にパンフレットやキャンディを配った。
森田さんは八郎潟近くの三種(みたね)町出身。きりたんぽやハタハタなど、県の味覚が好物だと話した。実家が寿司店を営んでいることから酒と肴には目がないようで、「今の時期は旬の山菜、“じゅんさい”の酢味噌和えがおいしい。お酒が進みますよ」とアピールしていた。
同店の店員によると、今の季節はじゅんさいを始め、「みず」や小さなタケノコ「ネマガリダケ」などの山菜類が旬を迎えているという。この日の東京は曇りで、気温24度。JALのピーアールにより、来店客数は「いつもよりも多い」(同店店員)と話した。
JALの県内路線は、秋田空港のみに乗り入れている。現在は羽田から1日4往復、グループのジェイエア(JAR/XM)が伊丹から1日3往復、札幌から1日2往復を運航している。
JALグループでは東日本大震災の被災地復興支援の一環として、「行こう!東北へ」プロジェクトを実施。定期的に東北各県の物産販売を手伝っている。
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