ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は7月1日から、マニラ路線を一時運休する。雨季による利用者減を見越した措置で、9月からの運航再開を見込む。
運休するのは成田と中部(セントレア)、関西からの3路線。成田便は3月15日、中部便は4月1日、関西便は4月7日に運航を開始し、成田と中部は最大で1日1往復、関空は最大で週4往復を運航していた。
ジェットスターでは一時運休の理由を、モンスーンによる需要低下と説明。運航開始当初から6月末までの販売予定だったとした上で、運休により、繁忙期を迎える国内需要に注力するとした。
同社では現在、マニラ便以外に、成田と中部、関空からの台北(桃園)便と、成田と関空からの香港便の国際5路線を運航している。これらについては予定どおり通年で運航する。
7月からのマニラ便は、成田からはフィリピン航空(PAL/PR)と日本航空(JAL/JL、9201)が1日2往復ずつ、全日本空輸(ANA/NH)とデルタ航空(DAL/DL)、LCCのセブパシフィック航空(CEB/5J)が1日1往復ずつを運航。中部からはフィリピン航空(PAL/PR)が1日1往復、セブパシフィック航空が週4往復を運航する。
関空からはフィリピン航空が直行便と台北経由便を1日1往復ずつ、セブパシフィック航空が週5往復、グループ会社でシンガポールに拠点を置くジェットスター・アジア航空(JSA/3K)が週4往復を運航する。
関連リンク
ジェットスター・ジャパン
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